私は、心の中は川をイメージしています。
川にもたくさん種類がありますが、山に近い川であれば急な流れですし細いイメージですが、海沿いになれば緩やかで面積も広い感じですよね。
日本ではなく海外となればそれがもっと緩やかであったりします。
人の心も同じように、小さな心の人もいれば大きな心の人もいます。
また、川は天気によって激しい流れになったり、時には人を巻き込む力も持ちますから、より一層人の心に似ているなと感じています。
普段は大人しく静かに流れる川であっても、大量の大雨が降るとその様子は激変します。
川の流れるスピードと容量を超えるだけの雨量になると、堤防を崩して様々なものを破壊していきます。
大雨が降りやむとそこには破壊つくされ、木くずなどの残骸が残る、何とも言いようのない景色へと変えていきます。
人の心も似たようなことで、あふれんばかりの感情がこみ上げてくると、もう誰にも留めることができない症状を引き起こすことがあります。
人の心の容量も川と同じように限界があり、それを超えると何をしてしまうかわからないということですね。
昔から人類の課題は治水でした。
どうやって水と共存できるか、闘っていけるかは今も昔も変わらず取り組まれています。
川の流れはあふれると止めることができませんから、それをどのようにせき止めるかなんですね。
そこで取り組まれたことは何かといえば、大きな堤防を築くことでした。
水が溢れないようにするためのですが、これは相当頑丈な壁を作らなければなりません。
要するに難しいわけです。
人の心も同じく、自分の感情を抑えることは相当な我慢が必要となりますよね。
そうするためには我慢の訓練が必要となってきますが、相当な時間がかかるとともに、我慢は別のところで障害を引き起こす可能性もありますから、あまりいい案とは言えません。
そこで治水対策として取り組まれたのは、川の流れを分散すると言うものでした。
堤防を築くよりも、川の分散を図ることで治水はかなり前に進みました。
感情をせき止めるのではなく、あえて流れる場所を増やしたことで川の流れを落ち着かせることに成功していくのです。
これは人間の心の中も同じことで、せき止めるのではなくて敢えてその感情を表に出すことをすれば平常心に戻りやすいとうことですね。
感情の吐き出しで一番取り組みやすいことは、誰かに話す行為、すなわち相談です。
吐き出すことが一番取り組みやすくて無理のない方法ではないかと思います。
人間も自然の仲間なんです。
無理することはどの生物にとってもよろしくないことですから、できる限りやめておきましょうということですね。
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