ウィンストン・チャーチルはイギリスの首相で、第二次世界大戦時の回顧録でノーベル文学賞を受賞、アメリカとソ連が対立を深めてヨーロッパが西欧諸国と東欧諸国に分かれたことで「鉄のカーテン」演説をしたことで有名な方です。
この方は戦争時には人気が高いのですが、平和な時期になると選挙に負けるという、緊急事態にめっぽう強い方でした。
そんな方の名言が
決して屈するな。決して、決して、決して!
です。
1939年、ヒトラーが独裁として君臨するナチスドイツが9月にポーランドに侵攻し、それからイギリス・フランスが宣戦布告をするのですが、初戦はナチスの連戦連勝でした。
ナチスの快進撃は留まることを知らず、ついにフランスが降伏するという事態にまで陥った時には、世界がナチスの天下になると思ったかもしれません。
いよいよナチスがイギリスと直接対決を行うとなった際には、ロンドン空襲が激しく行われるようになりました。
しかし、チャーチルは国会議事堂内に作られた防空壕兼地下会議室で、ドイツ空軍からの空襲部隊をどのように迎え撃つかの対策を練りました。
ヨーロッパの国々が次々にナチスドイツの傘下になっても、決してイギリスは負けないとして空襲でロンドンがボロボロになろうとも、決して降伏はしませんでした。
何が何でも降伏しないという強い意志でドイツ空軍と向かい合ったイギリス空軍は、当時の最新鋭兵器として用いられたレーダーで敵の部隊の動きを察知することに成功し、イギリスはドイツ空軍を撃退することに成功しました。
その後はアメリカの参戦もあって戦況は逆転していきますが、ドイツは最新兵器のロケットで再び空からの攻撃に悩まされますが、それでもイギリスは諦めませんでした。
そしてイギリスはドイツに勝利するわけですが、そこにはチャーチルの決して屈しないという不屈の闘志があったからかもしれません。
日本だけではなく、今は全世界と言っていいくらいのところで見えない敵と戦っている緊急時ではないかなと思います。
素早い決断と決して屈服しないという気持ちがどの国でも必要だと思いますし、そんなリーダーシップを待っていると思います。
チャーチルは平時には必要とされない首相でしたが、戦争という緊急時には期待された人物でした。
ちなみに第二次世界大戦前のチャーチルが首相になる前の首相はネヴィル・チェンバレンと言われる方でした。
もうこれ以上領土獲得はしないというヒトラーの言葉を信じてミュンヘン協定締結をしたものの、すぐにヒトラーがこの約束を破ってチェコを占領した時には、政治家としてどうなのかと言われてしまったという残念な方ですが、もしかしたら平時には周りの空気に合わせて取り組むことができた素晴らしい首相だったのかもしれません。
見えない敵、コロナとの闘いはもしかしたら始まったばかりなのかもしれません。
第二次世界大戦は約6年ほどかかりましたし、スペイン風邪のときは2年ほどかかったと言われています。
最悪長期戦を余儀なくされるかもしれませんが、緊急時に対応できるリーダーシップのもと、このコロナの危機を乗り越えたいと思います。
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