「せっかくあなたのためにしてあげたのに」というフレーズを使ったり聞いたりしたことありませんか。
自分の本心ではなく、あなたのための時間を私は使ったのよと思っているのに、相手は感謝すら感じていなくてイライラすることを経験したことがある方に聞いてみたいことがあります。
それは見返りを求めているからそのように思ってしまうのではありませんか?と。
あなたのために取り組んでいる、と感じている人はおそらく見返りを求めているんです。
ご飯を作ってあげたのに食べてくれない
一緒に買い物付き合ったのにお礼もない
など、本来は相手が喜ぶことが目的であり、仮にそれが喜ぶものでなかったとしてもいいわけですよ。
それなのに、相手の「ありがとう」の気持ちを感じないと自分が不機嫌になったりするということは、結局自分が行っている行動に対して素晴らしいと褒めてもらえるという見返りを求めている証拠なんです。
見返りを求めて相手にあれこれ取り組むと、見返りがないときに傷つくのは自分ですし、相手の人に対してイライラ不満を持つようになります。
これって人から見ていると本当に滑稽な姿なんです、露骨に表現すると。
だって、誰も「こうしてほしい!」って言っていないのに勝手に相手の気持ちを汲んだ気になって取り組んでいるのですからね。
それってその人にとっては迷惑かもしれませんから。
「その人のためになることをする」ということは、かえって自分を苦しめてしまう可能性も高いです。
いわゆる「余計なお世話」になりかねません。
カンタンな例でいえば、バレンタインデーで買ったチョコに対して、ホワイトデーで自分の買ったチョコよりも高額なものが返ってこないと気に食わないとなる気持ちと同じではないかなと。
本来は誰かにプレゼントするという気持ちは無償でなくてはならないと思っていますが、プレゼントをしたのだからそれ以上の見返りがないと納得しないなんて気持ちはおかしいはずなんです。
でも気づかないうちにそのように考えてしまう人はいるんじゃないかなって、そしてそれでイライラしたり不満に感じたりしてしまうんじゃないかなって。
誰かに何かをするという行為は、ボランティア精神と同じということです。
見返りを求めることって本当にしんどいです。
出来る限り相手に期待するのは止めた方がいいと思いますよ。
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